2018年10月24日

八十の手習い

娘2人が巣立ったタイミングで、

実家で両親(ともに80歳)と暮らし始めて、半年過ぎました。


離れて暮らしていた期間が長ければ長いほど

お互いの暮らしのリズムというのが確立されていて、

いくら家族といっても、新しい生活に馴染むのには時間が必要です。






が、半年を過ぎたこの頃、私も両親もこの共同生活がごく自然になってきました。


そこで、

両親のデジタルデビューを思いつきました。


うちの両親はどちらもガラケーさえ持っていません。

これからもスマホは持つことはないでしょう。


それなのになぜデジタルデビューをさせようと思ったかというと、

二人ともデジタル生活に少し興味をもってきたからなのです。


私と一緒に暮らすようになって、スマホやタブレットを使う人間を

間近でよく見るようになったことが一番の理由でしょう。






父は、私がタブレットでゲームをしていると画面をのぞき込んできて、

「これで何ができるんや?」と興味深々。


映画が趣味の母は、

以前からたまに映画館の上映スケジュールをネットで調べろと私に命じていましたが、

すぐに頼めるのをいいことに最近は頻繁に聞いてくるように。


おそらく人間は、興味のないときに勧められても途中で投げ出します。

デジタル系の仕事をしていながら、これまで両親にデジタル生活をさせなかったのは

二人の生活にはほぼ必要なかったから。(私がいましたし)

そんなときにやってみてと言っても、たぶんしたがらなかったでしょう。


いまその時が来ました!

決して、母に毎回スケジュール聞かれるのがメンドクサくなったわけではありませんっ(笑)


まずは、母。

映画館の上映スケジュールが載っているホームページをホーム画面に追加して、見方を教えました。


そして父は、以前からテレビの囲碁・将棋番組を観ながら、

「碁をやりたくても、もうやる相手がおらんが~」と言っていたので

囲碁のアプリを入れて遊び方を教えました。


みんなの囲碁 DeepLearning
みんなの囲碁 DeepLearning
開発元:UNBALANCE Corporation
無料
posted withアプリーチ


分からないところがあったら、すぐに聞けるというのがいいところでしょうが、

いやいや、娘は口調がキツイです(笑)

パソコンの時代から、「操作方法を身内は優しく教えられない」というのが、この業界(?)では常識。


生徒さんには優しく?接することができても、身内となると冷たい私・・・。


もともと機械ものが苦手じゃない母はあまり問題がないのですが、

指が太く、碁石を思った場所と違うところに指しては悔しがっている父には

特にビシビシ厳しく教えていたら

「お前、よそでもそんなんだったら、嫌われるぞ」と(笑)


終いには

「もうお前には聞かんっ!」と言い出す始末・・・


そこで冷たい娘は、

「ほ~、なら誰に聞くん?(笑)」

とまだ虐めてました。あはははは。


押し間違い対策のタッチペンを渡しながら、

「楽しい?」と聞いたら「面白い」と言っておりました。


80にして始めるデジタルの手習い。


二人とも遅いデジタルデビューになりましたが、

これから徐々にデジタルならではの楽しみを伝えていくつもりです。



2018年9月14日

写真整理の達人





うちの教室にオープン当初から通い続けてくださっているMさんは、
御年84、パソコン歴はおそらく十数年以上。
主にうちでは、フォトショップエレメンツを使った画像加工術の勉強です。
そもそも写真がご趣味のMさんのパソコンには、大量の写真のストックが・・・。

普通なら撮りっぱなしの保存しっぱなしとなりそうなのですが、ご自分なりに工夫をされて、上手に写真を整理なさっています。

参考にしたいので、どうやって整理されているのか伺うと、奥の部屋から、整理のお手本となるようなものを数冊持ってきてくださいました。



奥様との旅行写真は、行程表とともに厳選した写真をスクラップブックに貼って、いつでも見れるようにされていました。

昔でいう大きなアルバムではなく、スクラップブックというのがミソで、
台紙に直接文字を書いたりできるからなんだそうです。

こ、こ、これはまさにスクラップブッキングではないですか
誰に聞くでもなく84歳、すでに実践されています!!


庭のお花の写真にも、ネットで検索したお花の情報を貼り付け、撮影したしたカメラの設定なども書き込み。

フィルムカメラからデジカメ→スマホ、と写真を撮るのが手軽になった半面、撮ってしまったらもう見返す機会が少なくなってしまいます。
しかし、こんな風に印刷や整理をすると、あとで何倍にも楽しめます。

「この前の法事のときに、昔の白黒写真をみんなにみせてやったら、
えらい喜んでくれたわ」

法事のタイミングで昔の写真を持ち出せるのも、整理しているからこそ。
うーん、非の打ちどころがありませんっっ!

そして最後に持ってきてくださったのが、こちら。↓↓





お子さん(といってもすでに50代)の小さいときの写真や家族写真はというと、すべて業者に頼んでDVDにしてもらったのだとか。

費用は約10万円ほどかかったそうですが、自分で全部スキャナで取り込んだりの手間を考えたら、話が早いかもしれません。
すでにその写真群は破棄されたそうです。(断捨離まで済まされてる!)

写真が趣味の84歳は写真整理の達人でもありました。
ただ、近頃はこの作業も面倒になられているそうなので、フォトブックをおススメしようかなと思っています。



2018年9月13日

LINEスタンプは自分で作れるのだ!


スマホを始める第1の理由にLINEがしたい」という方、多いです。

そして、LINEを始めると必ず通る道、それが「スタンプ」

まず、第1段階「友人から送ってきたアレ(スタンプ)を使いたい!」
=スタンプの送り方から、もらったスタンプの入手の仕方についてレッスン。

     ↓

第2段階、「人と違うスタンプが使いたい」
=無料スタンプの入手方法のほか有料スタンプの買い方を一緒に。

     ↓

第3段階、「自分だけのスタンプが欲しい」
=それって実はアプリで作れちゃいますよ。

     ↓

・・・ということで、先日オファーがありましたので、
LINEを日常的に使いこなしている親しい友人・知人に
「オリジナルLINEスタンプ作成教室」
を開きました。

1回目は、スタンプ作成のための前準備やアプリのインストール、
実際にスタンプを作りながら、アプリの使い方をお勉強。

2回目は、作成したスタンプを実際に販売できるように申請作業をします。

1回目から1週間の間に最低申請数の8個以上スタンプを
ご自分で作れる方は作っていただき、難しい方は2回目に一緒に作成します。

そして明日は、その2回目。
みなさんがどんなスタンプを作ってこられるか、
ヒジョーっに楽しみなのです。

↓↓友人に途中経過の画面を送ってもらいました。↓↓




自分の名前入りスタンプや飼っているペットの写真のほか
工夫次第でオリジナリティ溢れるスタンプが作れます。

スマホに入っている写真が使えますので、お孫さんの写真や風景の写真でもOK!

↓↓ちなみに、私がテストで作成したスタンプ↓↓


ほぼほぼ関西弁ねこーず
https://store.line.me/stickershop/product/3836968/ja

友人の飼っているネコちゃんの画像をお借りして、
スマホのアプリのみで40個作成。
作成時間は約2時間。ただ、スマホではなくiPad miniで作成しました。

↓↓こちらはそれを踏まえて、パワーポイントで作成したスタンプ8個↓↓




毎日使えるヨシんちのねこーず
https://store.line.me/stickershop/product/4267105/ja

文字を囲み文字にしたり、画像の切り抜きもパワーポイントひとつで可能。
その後、スタンプ用に縦横サイズを統一させたりするために、
フォトスケープというフリーソフトを使いました。
作成時間約1時間。

販売なんてそんな!って方には、自分だけや家族だけで使える非公開形式に
すれば大丈夫です。

ぜひチャレンジしてみてください。

使ったアプリはこちら↓
LINEクリエイターズスタジオ  https://creator.line.me/ja/studio/









https://itunes.apple.com/jp/app/line/id1239684967

2018年9月7日

スマホは命綱



台風21号や北海道の地震による被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。

また、早い復旧をめざし不眠不休で救済・救助活動されている方が大勢いらっしゃると思います。
 
これだけ災害が多発している今、スマホが「命綱」となります。

LINE(家族との連絡)、Twitter(情報収集)が使えることで、命が助かる可能性が高くなります。
 
このほかにも懐中電灯、ホイッスル、テレビ、ラジオ、地図・・・1台でいろんな道具になってくれます。
 
ただ、普段から使っていないものは災害時などのいざというときに使えるはずがありません。
 
日頃からこういった道具をぜひ使いこなしてください。
 
昨日の地震のあとに、危機感を感じた友人からモバイルバッテリーについて質問がありました。
 
これまでブログでいくつか書いていたので、その情報を送りました。
 
「災害とスマホ」 ↓をクリックで開きます
 
「災害」に関する晴れサロンの記事一覧です
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よければご参考まで・・・