2019年9月3日

防災は「いつか」じゃなく「いつも」


先日、防災士として初めての研修に参加してきました。

初体験だった避難所運営ゲーム(通称HUG)、非常に勉強になりました。





香川県では、年に一度、防災士養成講座を香川大学にて開催しています。

毎年、9月が申込時期なのですが、定員150名が半日で申込終了になるほどの人気?ぶりです。

私も1年前に滑り込み受講でき、晴れて防災士になれたわけですが、今回のHUGの研修も、ベテランの防災士のみなさんばかり。

1年生の私にとっては右往左往するばかりでした。


香川の防災士の数は約2500人!(2019年8月末現在)

このように防災知識を持つ方が増えるのはとてもいいことですね。


防災士にならなくても防災への関心が高まり、非常用持出袋や備蓄をされてる方も多くなりました。

これは被災した後2~3日を想定した備えですが、命が助かったあとの話です。


本当は、まずは命を守る備えこそ必要なのですが、それができていないことの方が多いのです。


いわゆる「0次の備え」

災害に遭うのは、自宅にいるときばかりではありませんね。

ひょっとしたら外出時のほうが多いかもしれません。

例えば、ショッピングモールのエレベーターの中とか・・・・

そこで!

外出時に被災した時の備えが必要です。


かといって大荷物を持ち歩くのは大変です。

外出時に被災したあと、安全な場所へ避難するまでに必要最低限のものを、いつものカバンに入れておく。

それだけでOKです。


何が必要かは人によって多少違いますが、私の独断と偏見で選ぶ

絶対に必要だと思われる3種の神器


1.小さい懐中電灯(+乾電池)

2.ホイッスル

3.モバイルバッテリー








↑私の携帯ホイッスル2つと懐中電灯はすべて100円ショップで購入。

スマホの裏に貼ってあるのは、万が一スマホの充電が切れたときのための、家族の携帯番号メモの付箋です。

左端のホイッスルは、中に緊急メモが入れられるようになっている優れものです。

右端の懐中電灯に乾電池入れずに小さな袋に一緒に入れています。


↓こちら、私が持ち歩いているモバイルバッテリーとケーブル類。





モバイルバッテリー本体は、ちょうどスマホと同じぐらいの大きさ・厚さです。

非常時ですから、約1回分充電できる容量です。

(仕事柄、スマホ2台持ちなためケーブルが多めです。普通の方ならケーブルは1本でOKかと。)


おそらく被災直後は家族や親しい人との安否確認を真っ先にしたいはず

非常時は電話がつながりにくくなるため、LINEなどが活躍します。




また、安全な場所にたどりつけるまでどれぐらい時間を要するかもわかりません。

長丁場になることを考えると、携帯電話の電池は温存したいところです。


実のところ、スマホは「懐中電灯」や「ホイッスル」として使えます。

ですが、余計な電池を食ってしまい、肝心な時に電池切れで連絡できないのは避けたいところです。


持ち歩けるサイズと重さから、1~2回フル充電できるモバイルバッテリーがおススメです。

実は、モバイルバッテリーも100円ショップで200~300円で売っています!

が、品質などから考えると1,000円~2,500円ぐらいのものがいいのではと思います。


↓アマゾンのモバイルバッテリーの検索ページを参考までに
https://amzn.to/2MTvvfV





最近のモバイルバッテリーは小型軽量化が進み、その上に2回以上充電できるものも増えました。

私のモバイルバッテリーも2年ぐらい前のもの。買い替えを検討中です。


そして被災したら、すぐにスマホは省電力設定を忘れずに!

以下を参考に、一度ためしておきましょう。


↓Androidの場合




↓iPhoneの場合




これ以外の0次備えのグッズ、ほとんどのものは100円ショップで間に合います。

長くなったので、また改めて書きますね。


今日できるちょこっと防災。

「いつか」ではなく「いつも」のことに。


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